北京長安大劇院で29日、中国の織姫と牽牛の伝説をもとにした京劇「七夕情縁」が上演された。伝統的な京劇とは異なり、「龍套(兵隊などの衣装を着た脇役)」や舞台脇の「場面(楽団)」に代わり、オーケストラやバレエによる演出が行われている。
特筆すべきなのは、北京での3公演が終了した後、日本で1カ月に及ぶ巡演が行われるということ。さらに、100人余りの日本のファンが日本公演を待ち切れずに飛行機に乗りわざわざ初公演を見に来たという。
これには訳があり、「織姫」役でありこの劇の芸術監督でもある呉汝俊氏は日本で非常に知名度が高いからだ。ここ数年、呉氏は中国の4大美女、則天武后などを京劇で演じ、中国と日本のそれぞれで上演を行っている。呉氏はこの他に、日本で専門の京劇院を設立している。
呉氏は、「私は京劇を用いて中日両国に文化の「カササギ橋(天の川に架かる橋)」を架けたい」と語っている。(日中経済通信)